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食べ物の気になる疑問

アスパラガスはいつまで収穫できる?寿命は?すべて採らずに残す理由と収穫時の長さは何センチ?

 

焼いても、茹でても、生で食べても美味しいアスパラガス。

 

でもスーパーで売っているアスパラガスは、意外と高値なんですよね。

それなら、育ててたものを収穫したいと考える方も多いのではないでしょうか?

節約にもなりますしね。

 

ただ、自宅で育てたアスパラガスは、気づいたら大きくなりすぎて、食べごろを逃す可能性も。

私も後回しにしていたら、収穫を忘れてしまって、小さな森みたいになっていた経験があります。

 

そこで、アスパラガスは何センチくらいになったら食べごろなのかや、収穫はいつまでできるのかなどについて調べてみました。

 

 

アスパラガスは何年くらい収穫できるの?寿命は?

 

アスパラガスは、一度植えると何年くらい収穫できるのでしょうか?

 

じつはアスパラガスは、一度植えれば約10年、毎年栽培できる多年生植物です。

 

寿命は10年が平均となっていますが、きちんとお世話をすればもっと延びることも。

20年間収穫できたという人もいます。

 

私の実家にもアスパラガスが生えていたのですが、10年以上、収穫することができました。

植えたときは肥料や水などをしっかり与えていたのですが、しばらく放置していたんですよね。

それでもしっかりと成長し、毎年食べられるようになりました。

 

ズボラな私でも育てることができたので、非常にコストパフォーマンスのよい野菜といえます。

 

アスパラガス何センチくらいで収穫するべき?

 

 

では、アスパラガスが収穫できる時期はいつ頃なのでしょうか?

 

アスパラガスは、種をまいてから3年目の春頃に収穫できるようになります。

4月下旬〜5月頃に20㎝ほどの大きさになったら収穫時期です。

穂先が開く前に収穫しましょう。

 

アスパラガスには春芽と夏芽があり、春芽は5月末くらいまで、夏芽は秋頃まで楽しめます。

 

ちなみに、良質なアスパラガスの見分け方は、

 

  • 穂先が締まっているもの
  • 茎がまっすぐなもの
  • 全体的に色が濃いもの
  • ツヤがある太い芽

 

このようなアスパラガスがよいとされています。

 

アスパラガスの収穫になぜ3年もかかるの?

 

アスパラガスは、土から生えてきた茎が収穫する部分です。

太く育てて収穫量を増やすには根っこが大事。

根っこには太い貯蔵根と細い吸収根があり、吸収根が多いほど水分や養分を吸収します。

 

貯蔵根が養分を蓄えることで株は大きくなっていきますが、1年目ではまだ小さいまま。

大きくなるためには3年かかります。

 

アスパラガスの茎を全部取らずに残すほうがよい理由

 

アスパラガスをたくさん食べたくて、どんどん採りたくなりますが、採りすぎると来年に影響するのではと心配になりますよね。

いったい、いつまでアスパラガスの収穫をしてもよいのでしょうか?

 

若い株の場合は、最初の数本の茎を採ったら、その年の収穫を終了しましょう。

 

すべての芽を摘み取ってしまうと株が弱って翌年以降の収穫量が極端に減ってしまうことがあるからです。

細い芽や6月以降に出る芽は、そのまま伸ばして株に栄養を蓄えます。

 

種をまいてから5~6年以上経過している成株でも、6月中には収穫を停止したほうがよいです。

半分くらい芽を残して、芽を育てながら追肥を定期的におこない、株を年々肥大させたほうが、長年収穫できますよ。

 

食べ頃のものはすべて採りたくなりますが、来年も美味しく食べるために、少し残すようにしましょう。

 

アスパラガスの収穫サイクル

 

春は(4月下旬〜5月)は養分をたっぷり蓄えているので、全部摘み取って食べても大丈夫です。

ただ、そのうち養分を使い切ってしまうため、曲がった芽や細い芽は残して葉が出るようにしましょう。

その葉が光合成をすることで栄養を根に蓄えるのです。

 

そして夏に葉がたくさん繁って栄養を補給したらまた摘み取ることができます。

ただ、取りすぎには注意が必要です。

(夏芽は、春芽のトウ立ちから2ヶ月弱で生えてきます)

 

秋になると太陽からの栄養を溜め込みます。根にもたっぷりと肥料を与えましょう。

 

冬の間は、浸透して栄養を溜め込む時期です。そして株が大きくなって増えてきます。

 

アスパラガスは夏に葉を茂らせて光合成をし、秋に実ができたら周囲に種をばらまきます。

 

赤い実をつけるのはメス株のみ。その実の中に種ができます。

春には小さな芽が出てくるので、その芽を大きく育てていけば成長したアスパラガスが食べられるようになりますよ。

 

 

アスパラガスは根元何センチの部分から切るといい?

 

アスパラガスを収穫すると根元が硬いときがありますよね。

とはいっても、硬いからと捨てるのはもったいないですし…。

 

いったい、根元何センチくらいからカットするとよいのでしょうか?

 

私がおばあちゃんに教えてもらったのは、アスパラガスを根元を片手で持って、もう片方の手で穂先を持ち、しならせてポキっと折る方法です。

 

硬い部分の終わりで折れるので、柔らかい部分だけ残ります。

 

ハサミやナイフを使って地際付近から切り取っても、もちろんOK!

根元の固い部分はピーラー(皮むき器)などで剥いておくと食べやすいです。

 

あとは、根元だけ少し長めに茹でると柔らかくなります。

 

時間がたつと根元の方から硬くなるため、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

 

アスパラの保存方法については、こちらも読んでみてくださいね。

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まとめ

 

  • アスパラガスの寿命は約10年だけど、上手くいけばそれ以上に収穫することができる。
  • 4月下旬〜5月頃に20㎝ほどの大きさになったら収穫する。
  • 芽をすべて収穫すると、アスパラの寿命が短くなる恐れも
  • アスパラガスの収穫は手でポキッと折ると硬い部分を避けられる

 

自分で栽培したアスパラガスを食べると、美味しさのレベルが上がります。

一度植えたら約10年、毎年食べられるのも嬉しいですよね。(育て方しだいではありますが)

 

採りすぎに注意しながら、太くて栄養たっぷりのアスパラガスを育ててくださいね。

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