翔太が絶対絶命！というシーンで終わった「あなたの番です12話」。
行動したい気持ちはわかるけど、もっと落ち着いて行動したほうがいいといつも思ってしまいます。でもそれも翔太のよいところなんですよね。きっと。
さて第13話では、なぜか藤井の部屋にいたシンイーの仲間に翔太が襲われるシーンからはじまります。
一体、翔太はどうなってしまうのでしょうか？
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「あなたの番です 13話」のあらすじ
今回は見どころも多く、少し長めになってしまいましたが、「あなたの番です 13話」のあらすじをまとめました。
藤井の部屋に突撃した翔太
事件の手掛かりを掴もうと、藤井の部屋に乗り込んだ翔太。
だが、そこに居たシンイーの仲間たちに突然襲われ、囚われの身となってしまう。
そして、エレベーターに連れ込まれそうになったその時、偶然二階堂が現れ、2人の暴漢を1人で倒したのだ！！圧倒的な強さで。
そうして救われた翔太。
その騒ぎを、ドアの隙間から見ていたシンイーは、部屋に居る恋人に、すぐマンションから逃げるように言った。涙ながらに別れを惜しむ2人。
シンイーのいじらしさが、切なかったです。
一方、二階堂は冷静に翔太を襲った外国人2人の件を警察に通報した。彼らは、不法滞在者であり、更に袴田吉彦殺しの容疑者として指名手配されていた為、警察の対応も迅速で即取り調べ室行きとなった。翔太への暴行・誘拐未遂と袴田吉彦殺害容疑の取り調べで、2人とも「私は、袴田の顔が嫌いだ。だから殺した。」と完全に一致した証言しかしない。
口裏を合わせているのだろうか。
袴田事件の3人目の足跡は誰？
現場に残された足跡は3つ。そのうちのひとつがまだ、誰の物か判明していない。足のサイズから、女性の物と推測され、シンイーに疑いがかかる。だが、2人とも頑なにそれを否定し、シンイーをかばった。
同じく、取り調べを受けている藤井はちゃんとした証言をせずに、「あのマンションは呪われている！！」と曖昧な事を言って刑事たちをごまかす。自らのやましい行いを、隠したいのかも知れない。
そして、遂に翔太は、「あのマンションで人が沢山死ぬのは、交換殺人ゲームをしているからですよ！」と、内密にしていた事を、警察に話してしまう。
以前から不審な動きをしていた神谷刑事・・・。何か隠しているのか？！そして、何故交換殺人ゲームの事を上に報告しないのか？！
翔太の証言と、事件の推理に使ったボードの内容を資料として、警察の捜査がやっと始まった。神谷が、ゲームの件を隠蔽しなければ、菜奈は犠牲にならずに済んだかも知れないのに・・・。
新しい入居者の登場
そんな時、502号室に新しい入居者・南が引っ越して来た。あの、赤池夫妻が殺害された部屋に！！家賃が格安だったからだと言うが、あの血まみれになった部屋に来るとは、随分と変わった男？それとも、何か目的があって、このマンションに来たのか？！
早速、空気を読まない管理人は、住民会で南を皆に紹介した。
夏祭りの出店について話し合っていた住人たちは、皆「あの部屋に？！」と驚きを隠さない。
そして、南は無遠慮に、事件の事や住人たちの事を聞き、丁寧にメモまで取っている！！
週刊誌の記者でも、やっているのだろうか？！この、話題の「殺人マンション」にわざわざ引っ越して来るなんて、変人に決まっている。二階堂が入居して来た時より、皆は南への不信感を露わにした。
南は、その言動を「皆さんと信頼関係を築きたいから」だと言うが、皆そうは思えず、雰囲気の悪い住民会になってしまう。
まだまだ情報が少ない！
その夜、二階堂と翔太は夕食を食べながら、事件の事について語り合った。それにしても、翔太の手料理は、いつも鍋（笑）真夏なのに。
尾野についての情報が少なく、交換殺人ゲームで参加者たちが記入した「殺したい人」が誰なのか、何名かがまだ不明なまま。なかなか難しい状況で犯人捜しが進んで行かない。
ふと、二階堂が以前から気になっていた事を話し始めた。それは、他人の体臭が苦手で、いつも消臭しなければ気が済まないのに、黒島の匂いは気にならない、という事だった。
本人は、「重要なデータの一つ」だと言うが、他者の体臭が受け入れられるのは「恋」だと翔太に言われ、意外な事に戸惑う。
そういえば、黒島の頭を鷲づかみにして匂いを嗅いだ時、少し二階堂が微笑んでいたような気がする。翔太は、匂いにまつわる話と、菜奈の思い出を独り言のように、二階堂に話していた。この部屋から、段々菜奈の面影が消えて行くのが辛く怖い、と言う。
アリバイが無いのは誰？
一方、警察の捜査は進み、シンイーはアリバイがあった為、釈放される。イクバルは、シンイーに黙って勝手に自分たちがやった事だから、気にするな。と言う。イクバルが袴田吉彦の事務所のパソコンをハッキングし、あとの2人が殺害したらしい。
彼らは「シンイーに恩返しするチャンスだ」と思ってやったらしいが、むしろシンイーに迷惑をかけている気がする。
水城刑事は、一番早く白状しそうな藤井から再度取り調べる事にした。
それは、以下の様な流れになっていると思われる。
藤井が、殺したい相手の名前に山際医師の名を書く → 榎本早苗が山際を殺害 → 早苗が藤井を脅迫 → 藤井がタナカマサオを殺す → 藤井がシンイーを脅す。という、交換殺人ゲームをなぞった一連の流れであった。
藤井はついに観念するが…
藤井は、一部の間違いを正しながら、自分のやった事を認め始めた。一番の新事実は、帰宅した時に藤井の部屋の洗濯機に、山際医師の頭部がある事に驚き、部屋を飛び出し、再び戻ると、もう山際医師の頭部はなくなっていた、という恐ろしい事だった！！
部屋には鍵をかけていたし、誰が持ち込み持ち去ったのか、全くわからないと言う。
ところが、その取り調べの最中に、藤井に当時のアリバイがある！という情報が入り、急遽藤井は釈放される。藤井は、そのアリバイに心当たりがなく、訳がわからなかった。
何故か、タナカマサオの死亡時刻に当直で救急診療をしていたとカルテに記載されていたのだ。
一体なぜ？！確かに、あの日自分はタナカマサオの事件現場に居たのに・・・。
総一がそらくんに近づく
事件を恐れて、マンションから引っ越した北川澄香・そらの2人は、ある日夕食の買い物をスーパーでしていた。そこに、榎本家で監禁され続けて来た総一が現れ、そらに近づく。
「脱出成功だよ！」と笑いかける総一だったが、澄香の見えない所で、そらに何かを手渡している。そらは、澄香に見えないようにそれをポケットにしまう。
一方、ずっと事件について黙秘を続けていた早苗が、突然「私が全部やりました。」と、早口で話し始めた。
でも、まだ中学生の総一が殺人なんて恐ろしい犯罪を犯せるのでしょうか。
この時の早苗の様子が、尋常じゃなくて、とても怖かったです。
榎本家の秘密が、とても気になるけど、知ってしまうのが怖い気がします。
カルテが書き換えられている！
勤務先の病院に行った藤井は、電子カルテが書き換えられていて、自分が診察していない患者の担当医になっている事に驚く。
そこに、看護師の桜木が現れ、「その日の藤井先生の勤務状況を聞かれたので、カルテを渡しました」と、藤井に告げた。
そして、何故か高圧的な態度で、「先生はあの日診察をしたんです！」と言い放ち、「まず、お前があの日何をしていたのか、正直に話せ！！」と詰め寄る。
おそらく、カルテを勝手に書き換えたのは桜木だろう。だが、何故そんな事をしたのか？！桜木は、マンションとは無関係のようだが、何かこの事件と関わりがあるのか？！
翔太は亡くなった4人が笑顔だったことを知る
ある日、翔太は久住の入院する病院にお見舞いに訪れた。そこで、妹尾と柿沼に偶然会う。2人とも、亡くなった浮田と交友関係があったらしい久住の居る病院を、時々訪れているという。
病院からの帰り道で、3人は互いが失った家族の事について、何となく話し始めていた。
そして、亡くなった時の浮田は笑顔だったという事がわかり、翔太は慌てて帰り、二階堂にその話をする。そう、菜奈の死に顔も、笑顔だったのだ。今は南が住んでいる部屋で亡くなった赤池夫妻も、笑顔で・・・。
それは、本当に奇妙な共通点だった。殺された人たちが、笑顔だったなんて！！
2人は、すぐに南の部屋へ向かった。笑顔で客人を迎え入れる南。
だが、その床にはルームクリーニングでも落ちなかった血液のシミがはっきりと残っていた。
南は、まだ部屋を借りているお礼をしていないからと、赤池幸子の居場所を尋ねて来た。
もちろん、そんな大切な事を教える訳にはいかず、翔太はとっさに嘘をつき、知らない振りをした。
赤池幸子が居る老人ホームを訪れた翔太
翌日、翔太は幸子の居る老人ホームを訪れた。そこには、幸子の乗る車椅子を押す江藤の姿もあり、その様子はまるで実の家族のようだった。
2人が仲良くしている事を知らなかった翔太は驚くが、親戚にほったらかしにされている幸子に会いに来ている、という江藤の話を聞き納得した。
江藤は、事件の事を思い出すと混乱状態になるから、幸子にその話をしないようにと、翔太に釘をさした。
だが、幸子と2人きりになった翔太は、つい事件の日の話を口走ってしまう。
幸子は、また混乱状態に陥り、発作を起こしてしまう！！何故？！
時を同じくして、昏睡状態だった久住も、意識を取り戻す。
「あなたの番です 第13話」の気になるポイント
反撃編でどんどん謎が解決していくのかと思いきや、新たな謎も増えて混乱状態です。
今回は桜木の素性がいろいろ出てきましたけど、交換殺人ゲームに関係しているのでしょうか。
「あなたの番です 第13話」の気になるポイントをまとめました。
新しい住人・南の目的とは？
502号室に引っ越してきた南。
事故物件だから安かったと言っていたけど、502号室といえば赤池さんが住んでいた部屋ですよね。
あんなに残虐な事件が起きた部屋、そしてマンションに住みたいと思う人はなかなかいないはず。
部屋にカメラを設置してたので、心霊写真を撮ろうとしてるのかなと思いました。
もしくは、「殺人事件が起きた部屋に住んでみた」という動画配信しているとか。YouTuber？
住民会に参加したときには、住民たちに興味津々で、メモしていました。何かを調べていそうですね。
田宮さんがメロメロ
田宮さんは同じ劇団員の女の子と親密になっていました。
二人で台本の読み合わせをしたり、舞台が終わったあとの挨拶回りのときにも一緒にいたり。
完全に彼女の立ち位置ですね。
奥さんはたぶん気づいていそう。
これは何かしら制裁が下されそうです。
桜木は何かの秘密を握っている？
袴田殺しの2人はシンイーの部屋にいた不法滞在者ということが判明しましたが、あと1人がわかっていませんでした。
そしてラストに登場した3人目の犯人の正体。
なんと、藤井の病院で働く桜木でした。女性に見えたので、てっきりシンイーだと思っていたんですけどね。
シンイーたちと接点も無さそうだし、犯行のときも仕切っていた雰囲気だし…。
しかも、藤井が当直でもないのに夜間診療をしたことになっていて、桜木が勝手に書き換えていました。さらに、ポケットには盗聴器。
そして藤井を脅している。
そもそも、翔太のジムにも指名で来ているし、何か鍵を握っている可能性は十分にありますね。
久住のお見舞いに来てたのは
入院している久住に近づく黒い影。
久住は誰かに命を狙われているんだと思っていました。
でも久住のお見舞いに来てたのは、あいりと遼。
事件の真相を聞き出すためだと言っていましたが、本当は浮田さんの意思を引き継いだ優しい子たちなんです。
それにしても、意識が戻った久住が「佐野〜〜！！」と叫んでいた理由が気になります。
総一の目的は
両親が逮捕されてからの総ちゃんは性格も明るくなったし、積極的に行動するようになった気がします。
そして、そらくんともいつのまにか仲良しに。
「いっしょにおまつりにいこう」という手紙までこっそり渡していました。
そして、あの不気味な音楽が流れる。
嫌な予感しかしません。
笑っているストーカー
黒島ちゃんを影から見つめるストーカーらしき青年。
今回初めて顔が出ましたけど、終始笑っていました。しかも上下にリズミカルに動いていて、怖すぎます。
一体、何をたくらんでいるのでしょうか。
黒島ちゃんに何もなければよいのですが…。
赤池幸子が話した「あの子」とは
江藤が電話している隙に、赤池幸子に話しかけた翔太。
会話の内容がとても気になりました。
幸子：一緒なの？
翔太：菜奈ちゃんのこと？
幸子：ううん、あの子よ！
幸子：似合ってるって褒めてくれて
これって江藤のことだよね。
おばあちゃん事件のせいで、記憶が無くなっちゃったのかな？
まとめ
袴田吉彦殺しになぜ桜木が加担していたのか？！
藤井の勤務先のカルテを書き換えて、アリバイを作ったのか？！
多くの謎を残して、物語は次回に続きます。
楽しいはずの夏祭り。一体、どうなってしまうのでしょうか？
