「土鍋で炊くご飯」と聞くと、何だかめんどくさそうとか、火加減が難しいんじゃないの?と思っている方も多いのではないでしょうか?
私はつい半年ほど前から、炊飯器を卒業し、毎日のご飯は土鍋で炊いています。
ただ、土鍋をやる前は、「めんどくさそう」とか「難しそう」というイメージを抱いていました。
炊飯器と比較してみると、なんと「時短」にもなるんです!
本当かな…と疑心暗鬼で試してみたのですが、炊飯器で炊くよりも土鍋で炊いたほうが早くできあがりました。
そして、なにより驚きなのが早く炊き上がるのに「美味しい」こと!
今回は、土鍋歴半年の私が、土鍋で炊くご飯の簡単な炊き方やコツについて紹介していきます!
本記事を最後まで読むことで、土鍋に対するイメージが変わることはもちろん、時間の短縮を実現し、家族が喜ぶようなご飯が炊けるようになりますよ!
初心者でも簡単に土鍋で美味しく炊く方法
一見難しそうに感じる、土鍋による炊飯ですが、基本をきちんと守ってさえいれば簡単に、かつ美味しく炊くことができます。
まずは基本的なお米と水の量について。以下の通りです!
(※米1合に対して200mlを目安にしてみて下さい)
基本的のお米と水の量
- ①米2合・・・・400~450ml
- ②米3合・・・・600~650ml
- ③米4合・・・・800~850ml
- ④米5合・・・・1000mlほど
続いて、炊き方の手順についてですが、以下の流れを参考にしてみて下さい!
1、米を研ぐ
お米を研ぐ際は、必ずボウルなどを使うようにしてください!
土鍋はとても水を吸いやすい性質を持っています。
土鍋の中でお米を研ぐと、火にかけたときにヒビが入ってしまったり、割れてしまったりという可能性があるからです!
2、目安30~60分浸水させる
夏場は30分、冬は60分で覚えておきましょう。
朝の忙しい時間にご飯を炊くと、このひと手間が面倒に感じてしまうかもしれません。
そうならないためにも、前日の夜に浸水させておくことをおすすめします!
3、土鍋にお米と水を入れて、火にかける
普通の土鍋であれば、吹きこぼれ防止のため中火にしましょう。
炊飯専用の土鍋であれば、吹きこぼれの心配がないの強火でも大丈夫です!
沸騰したら、弱火にしましょう。
沸騰してから、火にかける時間の目安としては、
- 米1~2合・・・10分ぐらい
- 米3~5合・・・15分ぐらい
このぐらいの時間を目安にしましょう。
4.最後に強火にしておこげを作る
土鍋の魅力といえばこの「おこげ」ですね!
ですが、土鍋で炊き始めた当初は何度も真っ黒に焦がしてました(笑)
そんなお焦げを上手に作るコツは、
3の工程後に一気に強火にして5秒待つ。
これだけです!!!!
土鍋の種類によっては、パチパチとおこげができる音が聞こえるかもしれません。
5.火を止めたまま蒸らす
火を止めたら、15~30分ほど蒸らしましょう。
こうすることで、ご飯がふっくらと仕上がります。
美味しいご飯にするためにも、こういった人手間が欠かせません!
炊飯器と土鍋のメリット・デメリットとは
土鍋で炊くご飯は「意外と簡単にできる」ということはわかっていただけたのではないでしょうか。
ただ、やはり炊飯器と比較すると、ちょっとめんどくさいなと思える部分もありますよね。
私は正直「そんなことしないといけないの!?」と思ってましたから(笑)
そうなってくると、やっぱり炊飯器の方がいいのでは?という話になってきますよね。
なので、ここでは炊飯器と土鍋のそれぞれのメリットとデメリットを紹介してきます!
箇条書きでまとめてみました!
炊飯器のメリット
- 簡単にご飯が炊ける
- つねに安定した美味しさ
- 予約タイマーなど便利機能がある
- スイッチを押したら放置するだけ!
炊飯器のデメリット
- 土鍋や羽釜を使用した高性能商品もあるが高額
土鍋のメリットは…
- とにかく美味しい!
- 以外に簡単、早く炊ける(実食まで約30分)
- 高熱費が安い
- 安価で手に入る
- おこげが作れる!!!
土鍋のデメリット
- 水の計量や火加減に注意を払うひと手間が必要
- 慣れるまでは少し大変!
といった感じです!いかがでしょうか?
最終的には好みになりますが、土鍋は「簡単」「美味しい」「早い」の3拍子が揃っています。
慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえば、土鍋で炊くご飯の楽さと美味しさに魅了されることでしょう。
この機会に土鍋でご飯を炊いてみませんか?
土鍋に変えるだけで、毎日食べていたご飯が驚くほど美味しくなり、その早さと簡単さに驚くこと間違いなしです。
私も、炊飯器はスイッチ押すだけだからラク!って思ってましたが、土鍋に変えてみてよかったなと思っています。
毎日ではなくても、時間のゆとりのある休日は「土鍋でご飯炊こっか!」そんな風に食のスタイルを変えてみませんか?
きっと家族も「美味しい!」と喜んでくれますよ!!