無水鍋

調理器具のあれこれ

無水鍋の欠点とは?変色・サビ・焦げを防いで無水調理を楽しもう!

投稿日:2019年10月7日 更新日:

 

素材のよさを最大限に生かすと注目を集めている無水鍋。

 

購入を考えているという人も多いのではないでしょうか?

 

商品ページにはメリットばかり書いてありますが、でも気になるのは無水鍋のデメリットですよね。

 

そこでこの記事では、無水鍋の欠点についてまとめました。

 

無水調理とは?

無水鍋

 

無水調理とは、少しの水分で野菜などをゆでる方法のことをいいます。ほうれん草などのやわらかい野菜なら、水を加えずに野菜の水分だけで茹でることができるのです。

 

なぜこのような調理が実現できるのかというと、精巧な鍋の構造にあります。

本体とフタがぴったり密着し、鍋の中の圧力と温度を一定に保つため、「無水調理」や「余熱調理」が可能になるのです。

 

水はほとんど加えないので、ビタミンやミネラルなどの栄養素はそのまま。旨みや風味を逃がさないので色も鮮やかに仕上がります。

 

無水調理をするなら、やはり専用の無水調理器具を購入したほうが失敗は少ないです。

 

無水調理器具が便利

素材の栄養分を逃さず、旨味を最大限引き出すことができる無水鍋。

余分な水を加えずに、素材に含まれている水分や油分を活かした料理がつくれますよ!

 

炊く・蒸す・煮る・焼く・茹でる・炒める・揚げるなど、1つの鍋で様々な使い方ができます。

 

ということは、無水鍋を持っていればフライパンや圧力鍋などは無くても困らないかも。

それぐらい、なんでもできちゃう鍋なのです。

 

無水鍋の欠点

こんなに優秀な無水鍋ですが、デメリットはあるのでしょうか?

無水鍋の欠点についてまとめました。

 

調理後の保存には向いていない

無水鍋は調理後の保存には適していません。

 

無水鍋に料理を鍋に入れたまま放置していると、鍋が腐食してしまうことがあります。

さらに、料理の塩分や酸がサビを誘発するおそれもあるのです。

 

調理後は、保存容器に移し替えるようにしましょう。

 

すぐにサビるわけではなく、1日ぐらいでしたら入れっぱなしでも大丈夫です。

サビを防ぐためにも、使用後はよくこすり洗いをしてくださいね。

 

調理後、鍋のまま料理を保存したい人には不向きかもしれません。

私はズボラなので、そのまま鍋を冷蔵庫に入れたくなりますが…笑

 

いつも保存容器に移し替えて保存している人なら、とくに問題はなさそうですね。

 

鍋が変色しやすい

無水鍋は、黒ずみなどの変色もしやすいです。

 

長期間の使用や、食材に含まれる成分によって、鍋の黒ずみが発生することがあります。

 

気になるかもしれませんが、そのまま使っても身体には影響はありませんのでご安心ください。

 

変色を最小限におさえるには、クレンザーをつけた金属タワシで汚れをこすり落とすとよいですよ。

 

調味料の配分が難しい

無水鍋

 

無水鍋は素材の水分のみで調理できるため、調味料が少なくて済みます。

 

しかし、少量でよいぶん「調味料の配分が難しい」という声も多いです。

いつもの調味料の量と同じにしたら、味が濃くなってしまうということも。

 

さじ加減が難しいんですよね。

 

この失敗を防ぐためには、少しずつ様子を見ながら調味料を入れることが大切です。

不安な場合は、ネットで「無水鍋+料理名」で調べてから調理をすると安心ですよ。

 

クックパッドなどのレシピサイトでは、無水鍋のレシピもたくさん出ているのでチェックしてみてくださいね。

 

フタが取りにくくなる

平べったいフタが特徴の無水鍋は、蒸気がフタと鍋本体の間の溝に水滴になり密閉することで、水の膜ができます。

これを「ウォーターシール」といい、水分が蒸発することを防ぎます。

 

このウォーターシールが無水調理の重要な役割を担っているのですが、鍋が冷めると中が真空状態になりフタが開かなくなってしまうことも。

 

もしフタが取れなくなったら、弱火でもう一度加熱してください。蒸気が出はじめてウォーターシールがゆるんできたら、水平方向にねじるように回すとフタが取れます。

 

ヤケドに注意!

無水鍋は、本体・フタ・取手と鍋全体が調理中は非常に高温になります。

 

誤って触ってしまい、ヤケドしてしまうということも。

調理中は鍋つかみを使用するようにしましょう。

 

フタを開けたときに出た蒸気でヤケドすることもあるので、フタを少しだけずらして蒸気を逃がしてから開けると安心です。

 

焦げやすい

無水のまま火をかけたら、どんな鍋でも焦げやすくなります。そのため無水鍋はほかの鍋に比べて焦げやすいです。

 

これは鍋に伝わる熱と時間が関係しています。

無水鍋を使用するときはよく加熱し、しっかりと鍋が温まってから食材を入れるようにしましょう。無水鍋と素材がくっついて焦げつくことを防ぎます。

 

無水鍋は基本的には、弱火で調理しなければなりません。

弱火にしたつもりが、強め(中火以上)にかけてしまって焦がすことが多いです。

 

3つ口コンロの場合は、弱い火が出るコンロに置いて弱火にすると失敗が少ないですよ。

 

IHクッキングヒーターの場合は、350W~400Wに設定すればいいのでラクチンです。

 

 

失敗しないためにはどうする?

無水鍋のデメリットを6つお伝えしましたが、一番気をつけたいのが焦がしてしまうことではないでしょうか。

失敗を防ぐためのコツを抑えておけば、無水鍋を上手に使いこなせるようになりますよ。

 

弱火を正しく理解する

温度調整が難しい無水鍋ですが、ここさえマスターすればほとんど失敗が無くなります。

 

まずは、無水調理で必須の弱火を正しく理解していきましょう。

 

バーミキュラの公式動画に、弱火についてわかりやすい説明がありました。

 

 

①まずは中火でお湯を沸かします。鍋に1/3くらいまで水を入れフタをしましょう。

②鍋底の半分程度の大きさの火で熱します。10分弱で沸騰し、蒸気が勢いよくシューっと出たらそこが中火です。

③中火から蒸気が出なくなるまで徐々に火を弱くしていきましょう。火を弱めてから変化があるまで5秒ほどかかります。

④そこからゆらっと蒸気が出るまで再び火を強くします。これで弱火の状態になりました。

 

無水調理で失敗してしまう人の中には、弱火のつもりが弱火じゃなかったという人も多いので、動画でチェックしてみてくださいね。

 

水玉テストを実施する

無水鍋を使用するときは、フタをして「中火」で1〜2分予熱をすると、鍋のオーブン効果が高まります。

 

なんと、調理時間が10分以上短縮できるんだそう。

冬場などの寒い日は鍋が冷えやすいので、予熱をしてからの調理がおすすめです。

 

予熱が適切にできているかは「水玉テスト」をするとわかります。

 

「水玉テスト」のやり方は簡単!

中火に熱した無水鍋に手につけた水を入れて、水滴がコロコロ転がるかチェックするだけ。

 

「中火だと焦げるのでは?」と心配になるかもしれませんが、5分以内であれば空焚きにはならないので安心してください。

 

調理後のお手入れの方法

無水鍋は調理後のお手入れがとても大事になります。

少し面倒ですが、これで長持ちするかどうかが決まるので、ぜひともやってみてくださいね。

 

◆使用後は温かい内に洗浄する

鍋を使用した後は、温かいうちに洗いましょう。

まだ温かいうちに中性洗剤を含ませたスポンジで洗ってよくすずぎます。

 

すぐに鍋に水を入れたり、水につけっぱなしにしたりするのはNG!

品質が劣化する原因になります。

 

◆焦げてしまったときの対処法

鍋が焦げてしまったときは、無理にゴシゴシする必要はありません。

 

まず、焦げついた鍋に水を入れて、お湯を沸かします。

焦げがやわらかくなるので、クレンザーをつけたスポンジなどで磨きましょう。

 

お湯に酢を少し混ぜると取れやすくなりますよ。

 

◆濡れたまま放置しない

無水鍋は水気がNG。洗った後は、水分をよくふき取りましょう。

全体を乾燥させてから収納します。できれば、湿気の少ない場所が望ましいです。

 

濡れたまま放置してしまうと、鍋が変色する原因になります。

また鍋底が濡れた状態で火にかけると傷みやすいので注意が必要です。

 

 

アルミ製の無水鍋がおすすめ

無水鍋はアルミ製の鋳物鍋がおすすめです。

アルミニウム製の無水鍋は熱伝導性がよく、鉄の約3倍、ステンレスの約14倍といわれています。

 

鉄、ホーロー、ステンレスなどの厚手鍋よりも、火の通りが早いです。

しかも、アルミは軽いのでとっても使いやすいですよ。

 

 

まとめ

難しいイメージが強い無水鍋ですが、欠点さえおさえておけば大きな問題ありません。

 

とくに気をつけたいのは、

  • 食材を入れる前に鍋をしっかり予熱する
  • 鍋に料理を入れたまま保存しない
  • 弱火で調理する
  • 鍋が濡れたまま放置しない

 

といったところででしょうか。

お手入れなどがめんどくさいと感じるかもしれませんが、無水鍋は万能な鍋ですので、うまく使いこなせれば長く使うことができますよ。

 

無水鍋のデメリットをうまく活用して料理の幅を広げてくださいね。

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