のぶおが担任になったことでクラスの雰囲気はどんどんよくなってきました。
あとは明智くんだけ…。
そんな中、ある先生にも問題が起こってしまいます。
のぶおは誰に対しても全力投球。
今回はどのようなトラブルを解決したのでしょうか?
「俺のスカート、どこいった?」第6話のあらすじや見どころをご紹介します。
「俺のスカート、どこいった?」第6話のあらすじ
今日も、豪林館学園高校の2年3組の朝は、「はい!グッモー」という、のぶおの明るい挨拶で始まった。
原田のぶお(52歳)は、ゲイで女装家で変なおじさんだけど、この組の担任で、ちゃんとした現代文の教師!
初めはのぶおを「変なおじさん」「キモい」と拒絶していた生徒たちも、今ではのぶおの話に駒井が突っ込み、クラスに笑いが広がる、という一つの仲間たちになりつつあった。
明智ひとりを除いては。
そんなある日、進路指導と授業参観のプリントが、2年3組にも配られた。
「高校生にもなって、授業参観とかありえなくね?」と愚痴交じりに談笑するクラスメイトたち。だが、一人俯き、表情を曇らせる明智がそこに居た。
中でも、とりわけクラスメイト達が家族の話をすると、一層その瞳は曇っていった。
そんな明智を気遣い、駒井が声をかけた。だが、
「明智って親のどっちかに似てる?父親とか?」と冗談交じりに言うと、
「一緒にすんな!」と、その瞳はより冷たく凍りつき、その場から立ち去った。
一方、里見はのぶおが赴任して以来、なんとなくやっていた仕事が楽しくなり、生徒たちとも打ち解けて、まるで女子高生同士のように談笑しあい、学校が一番楽しい場所になっていた。のぶお効果凄いね!!
そんな里見にはその頃、父から持ち掛けられた縁談が強引に進められていた。
父と新郎との打ち合わせの席でも、浮かない顔をしている。
里見先生、本当にお父さんの言うがままにしちゃっていいの?!
里見は、保健室に行き「本当は結婚したくない、仕事も辞めたくない」という悩みを佐川に打ち明ける。それを、たまたま昼寝をしに来ていたのぶおが聞いてしまう・・・。
黙ってられないわよ!という表情ののぶお。どうする?
一方、高校生ながら一人暮らしをしている明智の元に、刑務所から出所したばかりだという父親が、久しぶりに会いに来た。
だが、父親が口にしたのは、「お前さ、母親から貰った金、いくら残ってる?」という金の無心をするものだった。
明智が大人を信じず、周囲に冷たい態度を取る理由は、この父親が原因なの?!
結婚する事に納得出来ないまま、里見は校長にその報告をした。
そして、その足で保健室に行くと、のぶおに会い
「そんな嫌々する結婚、幸せになれるのかしら?好きになった人と結婚したくないの?ハンコ押しちゃったら、もうおせえんだよ!」と、父親に反抗し、自分の幸せを諦めないよう、背中を押される。
そして、里見は婚姻届を真っ黒に塗りつぶし、精いっぱいの反抗をする。だが父親は
「お前には、俺がちゃんと幸せを用意してやるから。お前が書かなくても、俺が書いてハンコ押して出してやる!」
と一歩も引かないのだった。
再び、保健室でのぶおと里見が顔を合わせた。そして、里見は一部始終をのぶおに話し、
「もういいんです。」と言いながらも、何故か涙が止まらなかった。
そんな里見に「式当日、リンパ揉んで待ってろよ!」と頼もしく言い放ち、のぶおは保健室を後にした。
そんな中、授業参観の日がやって来た。そこには明智の父の姿があるが、チンピラのような恰好で、まるで不審者!!
授業参観の後で、父は明智に再び金の無心をした。冷ややかな目で、父を拒絶する明智。
息子に金をせびるなんて、なんて酷い親なの?!
式当日、里見はウエディングドレスを身に纏いながらも、その瞳は恐れと不安で曇っていた。
ヴァージンロードを里見と父が歩こうとしたその時、ウエディングドレス姿ののぶおが登場した!!え?!何?!
のぶおは、「ヴァージンロードをウエディングドレス姿で歩くのが夢だった。」のだとか(笑)
そして、里見に「よう!リンパ揉んで待ってたか?マリッジガール!!」と声をかけた。
隣に居る父には、「アンタ娘の幸せ用意するって何?!うぬぼれるのもたいがいにして!!アンタが用意するのは、コイツが見つけた幸せを認める気持ちよ!」と自分の命がけ!という程の勢いで激しく訴えた。
だが、父は「好きじゃない人と結婚しても、そこからそこそこ好きにさえなれば、そこそこの幸せは得られるんだ!」と自分の考えを尚も押し付けて来た。
のぶおは、そんな父にブチギレて、「そこそこなんて、諦めた事言ってるからダメなのよ!もっと極上の幸せ求めなさいよ!一回きりの人生で幸せ遠慮してどうすんのよ!!」
と更に、自分で幸せを掴む事の大切さを訴えた。
それから、里見に諦めてこのまま結婚するのか?という決断を迫る。
「諦めないです。この結婚、やめたいです。」と告げた里見に、もう迷いはなかった。
のぶおは、里見と父の手を取り「じゃ、学校行こ!」と走り出した。と思ったら、のぶおのヅラが落ちた!(笑)
学校に着いたのぶお達一行は、里見の授業参観を始めた。
父と2年3組の生徒たちの前で、里見は
「私の両親は、私が生まれた事が唯一の幸せで、二人を安心させる事が私にとっての幸せだし・・・お父さん、今まで沢山幸せを用意してくれてありがとう。私は、これから自分の手で幸せになろうと思っています。だから、皆も幸せの道は、そこそこじゃなく、極上の道を自分の手でつかみ取りましょう!」
と、新たな自分の意志を語った。
里見先生、これからは用意された物じゃなく、自分で見つけた幸せを味わってね!
と、応援したい気持ちで一杯になりました。
翌日、のぶおがクラスに行くと、明智の姿がなかった。
実は、明智は学校に退学届を提出していたのだった。
そんな明智を引き留めようと、長井が「何かあるなら話を聞くわよ」と言うが、明智は冷めきった表情で長井を見ると、そのまま学校を立ち去った。
明智、一人で何もかも抱え込んで、これからどうするつもり?!
「俺のスカート、どこいった?」第6話の見どころ
「俺のスカート、どこいった?」第6話の注目ポイントをご紹介します。
①里見は結婚するの?!退職しちゃうの?!
父親から強引に勧められた縁談。本当は、全然相手の事を好きじゃないのに、結婚しちゃうの?父親に言われるがままに、先生も辞めちゃうの?!
里見の本当の幸せは、見つかるの?!
②ますます孤立する明智
どんどんクラスの皆の輪から外れて、話しかけられても拒絶するようになってしまう明智。
一体何があったの?!
③幸せって何?!
里見の父親は、「幸せは俺が用意してやるから。」と言うが、そんな受け身で一方的な幸せって、何だかおかしくないかな?!
④明智の父
かつてはエリートだった父が、チンピラの様な恰好で会いに来る。久しぶりに会った明智を心配するでもなく、金の無心をする父。一体どうして、こんなに変わってしまったのか。
⑤明智の退学届
突然、学校に退学届を提出してしまう明智。大人は信用出来ない、と言う明智の過去に何があったのか?そして、何故学校を辞めるのか・・・。
「俺のスカート、どこいった?」第6話のまとめ
里見先生は素敵な女性なので今回の結婚を断っても、またきっといい人に出会えますよね。
自分のタイミングで結婚を決めるのが一番だと思います。
それにしても、明智はどうやら闇が深そうです。第7話ではどうなるのでしょうか?