第6話のラストシーンは逆さまになった足がゴルフバッグに入っているという、衝撃的なものでした。
連続で事件は起きていますが、繋がっているように見えて、それぞれ単独犯行にも思えます。
本当にゲームは続いているのかも今後のポイントになりそうですね。
第7話では、二人の住人ともう一人がゲームに巻き込まれます。
この連鎖はいつまで続くのか。
「あなたの番です 第7話」のあらすじと私の考察をお届けします。
「あなたの番です 第7話」のネタバレあらすじ
第7話のあらすじを重要点を中心にまとめました。
ゲームのことを警察に相談する
翔太と菜奈の部屋に北川が訪れていた。
警察に話したほうがいいと二人に説得され、北川は警察にすべて話すことに。
そこでちょうど、刑事が部屋にやってきた。
刑事課の神谷と生活安全課の早苗の夫・正志だ。
正志はすでに早苗から話しを聞いていて、神谷に任せれば住民たちを犯人にせず捜査をしてくれると誓った。
その頃浮田は、「西尾リサイクル」にきていた。
店主に娘が会いたがっていると伝えるためだ。それは、妹尾あいりの父親だった。
一方、久住は脅迫に怯えていた。菜奈たちが「あとは警察に任せましょう」と言ったときも完全に上の空だった。
久住は浮田に脅されていることを相談した。届いている脅迫状は同じ筆跡。同一犯の可能性がある。
でも浮田は久住に念を押した「何もするなよ!」
黒島の部屋でゲームの考察会議
黒島の部屋では菜奈と早苗がゲームの考察をしていた。
誰の名前を書いたかわからない人は、
田宮・尾野・管理人の三人。
誰が書いたかわからない紙を持っているのは、
田宮(?)・石崎(吉村)・黒島(織田信長)・尾野(?)・菜奈(こうのたかふみ)・北川(白紙)・榎本(電車の席を譲らない人)・赤池(?)・管理人(?)・「管理人さんと書かれた紙」の合計10個。
普通ならぴったり合うはずなのに……。
黒島は誰かが嘘をついていると推察する。
自分で書いた紙を自分で引いた可能性もある。ちゃんと交換できたかは、確率的には約37%。
「そもそも交換殺人という推理も破綻しているのかも」
謎は深まっていくばかり……。
平凡な日々に恐怖がやってくる
翔太は細川に何かあったら困るのでボディーガードとして家まで送っていた。
細川は、「そんなに心配するな」とうざそう。
この数日はとくに大きな事件もなく、平凡な日々が過ぎていた。
久住が昼休憩中に後輩がパンを買ってきた。
その袋の中には写真が入っている。なんと久住の実家の写真だ。
しかも実家に火をつけることを連想させる写真。
久住は恐怖で身体が震えている。
久住は殺人を実行するしかないと思った。でも実行できない自分と葛藤していた。
「西尾リサイクル」を訪れた浮田と同居人のあいりと遼
遼があいりと結婚したいから、結婚式に父親を呼びたいと浮田に相談していた。
父親とはあいりが小さいころから会っていない。その父親代わりをしていたのが浮田だった。
母親が亡くなったのは父親のせいだと、あいりはかなり恨みを持っている。
三人で話しているとき、あいりは父親から心無い言葉を投げかけられた。
我慢ができなくなったあいりは、ナイフで父親を刺そうとする。
それに気づいた浮田は、あいりの前に飛び出し代わりに刺されてしまった。
動揺したあいりは救急車を呼ぼうとしたが、「救急隊員に通報される」と浮田は拒否する。
浮田は「ひとりで救急車を呼ぶから大丈夫だ、父親のことをこんなに恨んでいたなんて気づいてやれなくてごめんな」とあいりに謝る。
浮田はあいりの父親になると約束した。
浮田が何者かに襲われる
あいりと遼が店内から出たあと、その様子を車から見ていた人物がいた。
恐る恐るお店に戻るあいりの父親。なぜか店内は荒らされていた。
どこからか水の音が聞こえて、気になった父親は浮田を探しに行く。
トイレの便器に顔を伏せている浮田を発見!声を掛けると、浮田はすでに亡くなっていた。
首には赤くなった跡があり、首には針金が巻き付いていた。
浮田の顔は口角は上がっていて、穏やかな表情をしている。
浮田の死体と対面したあいり。
パパと呼ぶことができなかったあいりの悲しみは計り知れない。
細川と久住の攻防がはじまる
その頃、細川は翔太が働くジムに来ていなかった。
仕事の関係で会社の工場に来ていたのだ。
するとサングラスをした久住が「ちょっと迷っちゃって」と工場に現われる。
心配した翔太は細川に電話をするがすぐに切れてしまう。
そのタイミングで久住は細川に刃物を向ける。
浮田が亡くなったことで自分が殺されるんじゃないかと思い実行に移したようだ。
なんとか説得する細川。
それに納得した久住は泣き崩れる。
「逃げても実家に被害が……」とつぶやいて、細川を追いかける。
もう駄目だと思った細川だったが、久住が「このことは誰にも言わないでください」と謝ってきたので安堵する。
しばらくして、下に降りるエレベータが到着したが、扉が開くとエレベーターはそこには無かった。
「エレベーターの修理点検ひと筋20年!」と久住は叫びながら、細川を工具箱で殴り落とす。
落下する細川が久住の足にすがりつき、ふたりとも下に落ちていった。
次の日の朝、菜奈の元に警察が訪れる。
第7話のダイジェストは動画でチェック!!(6分53秒)
↓↓
あなたの番です第7話の考察と気になるポイント
今回は連続して殺人が起きてしまうという、予想外の展開でした。
浮田はいったい、誰に殺されてしまったのでしょうか?強面な反面、面倒見のいいおじさんだったので悲しいです。
第7話も見どころがたくさんありましたね。私なりの考察と気になるポイントをまとめました。
ゴルフバッグを郵送したのは誰だ?
ゴルフバッグの送り主は、20代前半の身長170㎝くらいの男性だったと神谷刑事が言ってました。
20代前半の男といえば、201号室の柿沼遼と404号室の江藤祐樹くらい。
もしかしたら、住人以外の可能性もあるかも。それとも……。
伝票を書いたのは児島佳世本人だったようです。
6話でも考察したように、伝票は女性らしい文字で書かれています。
伝票を用意して、送る準備までしてたのでしょうか?
いや、本当に伝票を佳世が書いたの?私はかなり疑っています。
ほかの人に宛名を書かせたか、神谷刑事が嘘をついているとかもあるかも。
赤池夫妻の事件は浮田が犯人ではなさそう
赤池夫妻の事件でアリバイがない浮田でしたが、ゲームの順番的にも浮田の番ではありません。
暴力団で怖そうな見た目だが、仲間思いだし、殺人をしそうなタイプではなさそう。
ところどころ3人で犯行をしているような描写がありますが、すべてミスリードだと思っています。
浮田の細工は何だったのか?
浮田はゲームで名前を書くときに紙に細工をしたと言っていました。
久住と話していた時も目星がついた人物がいたので、浮田は確かめに行ってくると言ったまま帰らぬ人に。
久住にはその人物の名前を教えています。
いろいろな人の考察を見ると、「行った細工は、罫線1行に収まるほど小さな文字で書いたのでは?」というものでした。
だしかに浮田は紙に名前を書くときに、浮田は眼鏡をかけて記入しています。
引いた紙に目を細めていた黒島が「赤池幸子」と書かれた紙を引いたのでは?という推測がありました。
ただ13人も参加している中から、その表情を読み取るのは少し無理があると思います。一瞬しか表情を変えないだろうし。無表情で通される可能性もある。
それに、黒島が持っている紙の名前が「織田信長」という架空の人物だから驚いたのかも。
もっと違う仕掛けがあるのでは?と私は推測します。
北川が白紙を引いたのでこのゲームは終了?
北川が引いた紙は白紙だと言っていました。もし本当に白紙ならここでゲームは終了となります。
たとえ名前が書いてあったとしても、脅されている様子はないから白紙は事実だったのかもしれません。
被害者は児島佳世、次が浮田となっているので交換というルールは無視しているようですね。
もしかしたら、北川が浮田を手にかけたという可能性もあるかも。
勝手に付きあっていると思っていた尾野
今まで翔太にいろいろとプレゼントをしてきた尾野さん。
翔太は結婚しているが、完全に自分のことを好きだと思っていたようです。
「怖いから。こういう捨てられ方をした私、怖いから」といって小走りして去っていった。
何されるんだろう……怖すぎる!!
管理人室にあるはずのマスターキーが無くなる
新しい管理人さんがカギが入っているボックスを開けると、マスターキーだけが無くなっていました。
管理人の部屋もカギがかかっているし、ボックスもカギを使わないと開きません。
「もっとちゃんと管理してよ~」と突っ込みたくなりますが、誰かが合鍵を使って侵入しているのは間違いなさそうですね。
これも早苗さんの旦那さんの仕業?
浮田を殺害したのは誰?
浮田は交換殺人で殺されたというよりも、秘密を知ったから殺されたような気がします。
浮田は紙に細工をしていて、それが誰か目星がついたから確かめると、久住に名前も教えていました。
もしマンションに盗聴器が仕掛けられているとしたら、その話しを聞いていた黒幕が実行したとも考えられます。
リサイクルショップを車の中から見ていた人物が怪しいので、犯人は車を運転できる人物である可能性もありますね。
まとめ
今回は三人がゲームに巻き込まれるという衝撃の展開でした。
エレベーターから落ちた久住と細川はいったいどうなるのでしょうか。
第8話も気になりますね。