海外へ行くときにやはり気になるのは食事ではないでしょうか。
不安なので、レトルト食品を持っていきたいと考えるかもしれません。日持ちするレトルトパウチはとっても便利ですよね。
国内線でもレトルト食品をお土産として渡す、出張先や旅先で食べたい人もいると思います。
そこで疑問なのは、飛行機内にレトルト食品を持ち込みができるのか?ではないでしょうか。
この記事では国内線と国際線、レトルトパウチを機内に持ち込むことができるのかをまとめました。
レトルトパウチに入ったシャンプーや化粧水などを機内に持ち込めるのかなど、気になる疑問を調べてみましたよ。
国内線の飛行機内にレトルト持ち込みできる?
日本国内線でしたら、液体の持ちこみに規制はありません。
そのため、国内線なら飛行機の機内持ち込みの手荷物にレトルトカレーを持ち込むことができます。
もちろん、預け荷物に入れても問題ありません。
重量制限も無いので、100g以上あっても大丈夫です。
気圧で破裂する心配もありませんから、安心して持って行ってくださいね。
国際線の飛行機内にレトルト持ち込みできる?
では国際線の場合、機内持ち込みの手荷物の中に、レトルト食品を入れてもよいのでしょうか?
カレーや牛丼の素などのレトルト食品は、機内に持ち込むことができます。保安検査で引っかることもありません。
ただ、レトルト食品の内容量と容器に規制があります。
レトルト食品は液体物扱いになるので、国際線の液体物持ち込みルールが適用されるのです。
容量は100ml(=100g)以内の物に限られます。
縦横のサイズが約20cm×20cmのファスナーで開閉できるプラスチック袋に入れましょう。
液体物入りの容器を入れる袋は透明にする必要がありますが、100ml以内なら容器の材質が金属でも不透明でも問題はありません。
国際線でレトルトパウチを入れた荷物を預ける場合
では荷物を預ける場合はどうでしょう。
預け荷物にレトルトパウチを入れる場合は、容量制限や持ち込み方法に規定は設けられていません。
容量が100ml以上の物でもOKです。
ただし機内持ち込みと預け荷物どちらも、目的国へ入国する際の持ち込みを禁じられている食品があります。そのときは、通関時に没収されることになるので気をつけましょう。
もしダメな場合は、機内や通関までに食べる、あるいは捨ててしまえば問題ありません。
レトルトカレーに入っている肉に注意
レトルト食品の中身によっては、機内に持ち込めても、持ち込みが出来ない国があるとお伝えしました。
たとえばカレーやシチューなどに入っている肉は持ち込みが禁止になっている国が多いです。
肉加工品や肉エキスを原料にしているものもNG。
カップ麺などの粉末スープに肉エキスが使われていてもダメなことも。
預ける荷物に入れることはできますが、持ち込みが禁止されていれば、税関で没収されるか廃棄処分になります。
行き先の国が持ち込みを禁止している物を前もって確認してみてくださいね。
食べ物以外のレトルトパウチ製品の国際線の持ち込みは?
レトルト食品は機内に持ち込む際は気をつけないといけないことがありますが、シャンプーや化粧水などのレトルトパウチ製品はどうでしょうか?
詰め替え品は、レトルトパウチに入っていることが多いので気になりますよね。
シャンプーなどのレトルトパウチは、飛行機の預け荷物に入れることができます。気圧についても、とくに心配ありません。
機内への持ち込みについてですが、市販のシャンプーなどは100mlを超えるものがほとんど。
どうしても持ち込みたいときは、容量100ml以下のタッパに移し替えて、20×20cm程度のジプロックに入れましょう。
化粧品など全ての液体は、ジップロックに入れる必要があります。
これは食品と同じ考え方ですね。
ちなみに金属は機内持ち込み禁止物ではないので、パッケージがアルミ素材でも保安検査で問題になることはありません。
水分を含まないお菓子の包装や、写真のフィルムなどの持ち込みはもちろんOKです。
国際線の出国後手続き後に免税店などで購入した場合
出国手続きをしたあとの空港内にある免税店で購入した化粧水などの液体物は、機内に持ち込むことができます。
100mlを超える液体物でも大丈夫なんですよ。
成田空港の公式Webサイトに、イラストつきでわかりやすく説明されているので確認してみてくださいね。
まとめ
・国内線はレトルト食品の機内持ち込みOK
・国際線は容量が規定内なら、レトルト食品の機内持ち込みOK
・国際線は預け荷物なら容量関係なくOK
・出国手続き後の購入なら、容量関係なく機内持ち込みOK
・国によっては持ち込みできない場合も
日本国内なら機内にレトルト食品を持ち込みしてもまったく問題ありません。
国際線は少しややこしいですが、機内に持ち込むこと自体が禁止となっているわけではないんです。レトルトの内容によっては持ち込めない国もありますが、機内で食べてしまえば問題ありません。少し面倒ですが、小分けにして持ち込みましょう。
手荷物検査のときには、準備した液体物の袋を別のトレーに入れたほうがスムーズです。出張や旅行に行く前に自宅で準備しておけば、直前でバタバタしません。レトルト食品を飛行機に持ち込んで、旅行先で美味しく食べてくださいね。