「あなたの番です」もついに最終回を迎えました。
考察疲れをした方も多かったのではないでしょうか。お疲れさまです。
最終回ということで、今回は考察なしのあらすじだけご紹介します。
この一連の殺人犯はいったい誰だったのか、さっそく見ていきましょう。
「あなたの番です第2章反撃編20話最終話」あらすじ
あらゆる謎を解くべく、二階堂と翔太は犯人と思しき人物4人に手紙を出し、ホテルグランドすみだの一室へ呼び出していた。その容疑者たちは、黒島・西村・尾野・江藤だ。
尾野・西村・江藤はマンションから外出し動きがあったが、一番のターゲットである黒島だけが動かない。何故なのだろうか?!
南はマンション前で張り込み、二階堂と翔太は容疑者を呼び出したホテルの一室でひたすら容疑者候補を待っていた。
部屋のドアをノックする音がして、翔太がドアを開けると、そこには尾野が!
「犯人は尾野か?!」と思う間もなく、翔太は二階堂に羽交い絞めにされ、部屋の奥に引きずって行かれてしまう。「どうやん!なんでだよ!!」そんな翔太の心の叫びが聞こえるようでした。
どんどん意識が遠のいてゆく翔太。何故こんな事になったの?!
犯人は二階堂なのか?
やがて目を覚ますと、翔太はホテルのベッドに横たわり、手足を拘束され、腕は点滴に繋がれていた。点滴!!ついに殺されてしまうのだろうか。
隣のベッドを見ると、黒島も同じ状況で眠っていた。翔太の思考回路は止まり、訳がわからなくなって、混乱状態になってしまった。
記憶の糸を辿る・・・「オラウータンタイム」で、何とか自分を取り戻そうとすると、尾野が部屋を訪ねて来て二階堂に引きずられて・・・。その記憶の中には、黒島の姿はなかった。
その時、黒島がとんでもない事に気付いた。2人の腕が繋がれている点滴の中身が塩化カリウムなのだ!!
菜奈の死亡時に使われたのと同じ塩化カリウム!!更に翔太を震え上がらせたのは、点滴にゾウとキリンの絵がクリップで付けられている事だ。菜奈と同じ・・・。
これらが意味するのは、翔太も黒島も真犯人に殺されてしまう、という事なのか?!
恐ろしい。こんな遊びのように人を殺せる人物がいるなんて。考えただけで体が震えてしまう。
「私たち、殺されるんですか?!」と、怯えた黒島が震える声で翔太に問いかけた。
そんな!!ここで殺されるなんて・・・。
その時、二階堂がドアの向こうから言葉もなく現れた。その表情からは、彼の心が全く読み取れない。冷淡で感情のない殺し屋のような顔をしている。
二階堂が点滴に手を伸ばして言った。「ゾウを選べば手塚さんが。キリンを選べば黒島さんが死にます。あの時と同じですね。僕が殺したんですよ、菜奈さんを。」
余りの衝撃に、翔太は言葉を失い身も心もフリーズしてしまった。
あんなに懸命に犯人捜しを共にした二階堂が?!一睡もせずAIを作りプロファイリングした二階堂が菜奈を殺した?!
頭が混乱し、話を整理しきれていない翔太に、二階堂は容赦なく言葉の爆弾を投げ続けた。
ゾウとキリンの謎が明らかに!
スマホを出し、菜奈が死ぬ前の動画を見せて来た。ゾウかキリンを選ぶ時、菜奈は震えながら「キリン」と言い、その画面の左側を見ていた。
二階堂がまた恐ろしい事実を話し始めた。「この時、菜奈さんの視線の先にはあなたが意識不明の状態で眠っていました。」驚きと混乱で困惑する翔太に構わず、二階堂は続けた。
「これを撮影したのは、あなたが入院していた病室です。菜奈さんは、あなたを守る為に自分が死ぬ事を選んだんですよ。あなたは、黒島さんを守りますか?それとも自分がかわいいですか?」そう問いかけ、冷たく笑う二階堂がまるで何十人も殺して来た殺人鬼のように見えて背筋がぞくっとしました。
翔太は二階堂の挑戦を受けて立ち「じゃあ、ソウさんで」と答えた。そして、瞬時に点滴スタンドを握り、黒島の居る方へ投げ飛ばした。何故同じように拘束されている彼女の居る方へ?!という疑問は、すぐに晴れた。
可愛くてか弱いはずの黒島は、素早い動きで点滴スタンドを避け、ベッドの向こう側へと身を翻した。この動き、只者ではない。
身を起こした黒島は、手を拘束していたガムテープをいとも簡単に剥がし、部屋の隅に投げ捨てた。不敵な笑みを浮かべ、翔太の顔を見返す黒島は今まで見せた事のない、どす黒い感情の塊で出来た殺人鬼の化身のようだった。
真犯人が登場
立ち上がると、「すみません。やっぱり二階堂さんには無理でしたね」と、二階堂に向かって悪魔のような微笑みを浮かべた。そして、「お前か?!やっぱりお前なのか?!」と、感情が昂り大きな声を出す翔太に、そっと「静かに」という合図を送った。この静かなホテルの一室で騒ぎを起こす訳にはいかない。
その頃、警察では菜奈が殺害された時の黒島のアリバイが崩れ、更に黒島が犯人だという裏が取れ、逮捕状を請求する事となっていた。いよいよ、真犯人として黒島を捕らえるのだ。刑事たちの中に緊張感が走った。絶対に逃してはならない。
黒島が、この一連の二階堂の不審な行動について翔太に説明を始めた。二階堂は、黒島の事を案じて協力しただけであり、猟奇的殺人犯などではない、と。
そういえば、点滴を掴む腕が微かに震えていた・・・。
捜査に支障をきたすので、しばらく黒島と会わないと約束した二階堂だが、プロファイリングする度に、AIが「犯人は黒島」という答えを出すので、耐えきれなくなり、彼女に会って「本当の黒島さんの事を知りたい。」と、自らパンドラの箱を開けてしまったのだ。そして、本当の黒島の話を聞いてしまった・・・。
黒島によると、彼女には「殺し癖」があり恋愛に興味を持てば、その癖も治まるのではないかと思い、波止と付き合ってみたが実際には波止は彼女に暴力を振るう酷い男で、「そろそろ殺そうかな?!」と思っていたという。
今までの事件の具体的な内容が語られていく
そんな頃、マンションで「交換殺人ゲーム」が始まり殺したい人の名前の所に「波止陽樹」と試しに書いてみたら・・・本当に殺されてしまった!
だから、今度は自分の番だ!と思い、自身が引いた紙に書いてあった「赤池美里」を殺す事にしたのだとか。
姑に辛く当たられている美里を慰める振りをして近づき、もうすぐ誕生日である美里の誕生日会を面白いサプライズを交えて盛り上げよう!と提案し、そのイベントの中で美里を殺害しようと企てて赤池家に忍び込んだ。そして、赤池夫妻に笑気ガスを吸わせて首を刃物で切りつけ、失血死させたのだ。
赤池幸子だけは殺さず、頭にビニール袋を被せていたので殺害する所も見せてはいなかった。幸子を殺さなかった理由は「放っておいてもすぐに死ぬような老人を殺すのは酷いと思ったから。」だと言う。
そんな彼女の「思いやり」は、誰にも理解出来ないだろう。
また、黒島は不可解な言葉を口にした。「仲間が欲しかった」と言うのだ!!
その仲間という言葉の意味は、「人を殺せる人間の仲間」なのだ!だから、誰から脅された訳でもないのに波止を殺した人物は「自分と同類の人間」だと思い、菜奈や早苗と推理する振りをして誰なのか突き止め、ずっと会いたいと思っていた。人生で初めて出会う仲間に思いを馳せながら。
その後も殺人ゲームを続けたくて、黒島はマンション住人に脅迫状を送り続けた。それは、久住には効果があったが、浮田は黒島の動きに勘付いてしまった。それで仕方なく、内山に協力させて殺したのだった。何の罪もないのに。黒島と関わらなければ死なずに済んだのに。
浮田はゲームとは無関係だった為、軌道修正して内山に甲野貴文を殺害させた。被害者の中で唯一死に顔が笑顔でなかった甲野。
それは、黒島が「遺族は悲しむんだから、せめて笑顔にしておいてあげてね。」と内山に指示したのに、そう出来なかったからだ。
二階堂は、黒島が「罪の意識に耐え切れなくて死にたい!」と言うので、自首して欲しい一心で今回の監禁と塩化カリウムによる殺害に繋がる事柄に協力したのだ。
「もっともっと人を殺したくて堪らない!寿命で死ぬか、誰かに殺されるまでやり続けます。」
と笑顔で言う黒島に耐え切れなくなり、二階堂は、もうこれ以上は味方出来ないと、目に涙をにじませながら呟いた。それなのに、黒島は「じゃあ最後にその点滴のレバーを引いて私を殺して」と、乾いた声で淡々と二階堂に酷い願いを伝えた。
黒島曰く、「愛しているなら出来るはず。それが愛でしょ。」と言う事なのだ。
「二階堂さんになら止められたい」とも。残酷すぎる願いだ。
菜奈ちゃんが犠牲になった理由
二階堂は黒島の言動全てに耐えられなくなり、涙が溢れて止まらなくなってしまった。側で聞いていた翔太は、歪んだ愛を語る黒島に対する怒りが頂点に達し、二階堂をかばううちに、菜奈の死に話が及んだ。
「本当に愛されていた人」という事で黒島が菜奈の名前を出して煽って来たのだ。
そして、遂に告白した。「気づかれたから殺したんですよ。」と。
菜奈と会話するうちに、事件の中の大事な「何か」に菜奈が勘付いてしまった!そう思った黒島は、翔太が入院していた病院のベッドの横で菜奈を拘束して眠らせ、点滴を繋いだのだった。こんなに簡単に院内に入り込めたのは、内山がその病院でインターンをしていたからだった。看護師の制服を着ていた黒島を怪しむ人は誰もいなかったのだろう。
目を覚ました菜奈に対し、点滴に付けられた絵を指し示し「キリンを選べば菜奈さんが。ゾウを選べば翔太さんが・・・」と今日翔太に言ったのと同じ事を菜奈に話し選ばせた。翔太と共にもっと生きたい!と命乞いをしても全く聞き入れず、究極の選択をさせた黒島は、悪魔にしか見えなかった。
その一部始終を携帯で録画していたので、まだ翔太の見ていない菜奈の姿を黒島が改めて見せた。泣きながら翔太への気持ちを語り、その姿や言葉に翔太も涙してしまう。そして、絶命しそうな菜奈に黒島が笑気ガスを吸い込ませる所で動画は終わっていた。その後の翔太が聞きたくない出来事を、黒島はせせら笑いながら話し、翔太の殺意や憎しみを煽っているかのように見えた。
そして、怒り狂った翔太が黒島の喉元をぐっと絞めようとすると、二階堂が必死に2人を引き離し止めようと翔太の体を押えた。
それでも尚、翔太を煽る言葉を止めない黒島。翔太に自分を殺させようという意志で粘っているのだ。
その時、翔太と連絡が取れず心配した南がホテルの部屋のドアをノックし、大声で翔太を呼んだ。これは騒ぎになるのでは・・・。
南の声が静かなホテルに響き、ホテルのスタッフと警備員がすぐに駆け付けた。
翔太を救おうとした南の思いも空しく、不審者扱いされてしまうなんて。
二階堂は黒島に協力してしまうのか?
外でそんな騒ぎが起こっている間に、黒島が翔太の体をベッドカバーで覆い拘束してしまった。そして、二階堂に向かって悪魔の声で囁いた。
「とりあえず殺してみようか?」
このシーンは、背筋がそくっとしました。とりあえずって・・・。こんなに簡単に人の命を奪う事を話す人間は初めて見ましたし、人間らしい感情がないのかな?!って思って黒島という人を改めて見ると人間ではない、温かい感情を一切持っていない恐ろしい生き物に見えました。
二階堂は、震えながら黒島に問いかけた。「その後内山みたいに僕も殺されるの?」と。黒島は内山が死んだ時の仕掛けについて「あれは本人が望んでやった事」と、初めは否定したものの、ダーツの矢の先にこっそり毒を塗ったのは自分だった事を思い出し、「結局あたしが殺してた!」と当時の事を思い出し、殺人の余韻を味わうかのように楽しそうに笑った。恐ろしい・・・。
二階堂と黒島がそんな話をしている間に、翔太はホテルの部屋に置いてあったダーツの先端を使って拘束されていた腕のガムテープを剥ぎ取り、再び黒島に立ち向かって行った。2人の会話を聞いていて、増々怒りが込み上げて来てしまった分、翔太の力は強くなっている。
それを懸命に制止しようとする二階堂!殺さないで欲しい。こんな残酷な人間でも、初めて好きになった人だから。
だが、翔太に殺されたい黒島は翔太の心をかき乱し、煽り続ける。殺人鬼である自分を殺して貰う為に。
挙句の果てに、殺人行為を愛する自分と、既婚者だと知らずに菜奈を愛してしまった翔太の気持ちは同じ!!と言い放ったのだ。
もう翔太の怒りは止められない!!愛と殺人が同じ?!
翔太を守ったのはやっぱり菜奈ちゃん
翔太の怒りがヒートアップし、「俺が菜奈ちゃんを愛する気持ちと君が人を殺したいと思う気持ちが一緒?!」と黒島に怒りをぶつけた。
だが、「菜奈ちゃんは・・・そんな・・・」と言いかけた瞬間、AI菜奈ちゃんが反応した。
「翔太くん、どうしたの?」
ダーツで黒島を攻撃しようとしていた翔太の手が、止まった。
菜奈の優しい声、「翔太くん」と呼ぶ声。それで翔太の攻撃心が失速したのかと思ったが、より一層激しい怒りで叫び黒島を攻めた。
「君のは愛じゃない。もし本当に愛なら、それが本当に大切にしてる物なら、同じように人が大切にしてる愛を奪おうなんて思えないんだよ!!!!」
また、AI菜奈ちゃんが翔太に語りかける。「怒ってるの?」
「怒ってるよ!!!!」と叫び、翔太が両手に握ったダーツがベッドに横たわる黒島に向かって振り下ろされた・・・。
と、思った瞬間に翔太は黒島の細い体を抱きしめ、手に取ったスマホからAI菜奈ちゃんの優しい声が聞こえた。「怒っていても抱きしめる男、それが手塚翔太」
そして、翔太はそのまま黒島を警察に連れて行ったのだった。
別れ際、黒島は「一緒に出掛けた時、一瞬だけ普通の人になれるかなって思った。ありがとう。」と、二階堂に別れを告げた。二階堂は涙を隠せずに頷いた。この時、黒島がわずかに人間らしい顔を覗かせたように見えた。
その頃、水城刑事らは黒島の部屋を調べていた。部屋の真ん中に白いカゴがあり、中には菜奈のスマホやずっと見つからなかったマスターキーが入っていた。「早く捕まえて」という彼女なりのアピールだったのかも知れない。
そこに、南が駆け付けた。
「ホテルグランドすみだを調べてくれ!そこに手塚さんと二階堂君の死体があるかも知れない!!」
急いで刑事たちがホテルに向かった。
南が、黒島の部屋のカゴの中に白い靴を見つけ、証拠品だからと刑事が制止するのも聞かず、手に取った。
それは、南の愛娘であるほのかちゃんの記念の品だったから・・・。
「やっとほのかを見つけた」そんな表情で愛おしそうに靴を抱きしめるように持ち、南は泣き崩れた。やっと、報われたのかも知れない。
ひとりだけの結婚式
事件解決後、翔太は菜奈との結婚式を予約していた式場の教会の祭壇の前に白いタキシードを着て佇んでいた。
そして、そこにはまるでウエディングドレス姿の菜奈が居て、微笑んでいるかのような幻を見ていた。翔太にとっては、一生愛する人は菜奈なのだ。たとえ、天国に行ってしまっていても。
そこに、二階堂がやって来て「ご結婚おめでとうございます。」と祝いの言葉をかけた。二階堂にも、そんな2人の深い繋がりが見えたのかも知れない。
「交換殺人ゲーム」によって罪を犯し償いを始めた人、新天地で新しい生活を始めた人、愛する人を失った喪失感から立ち直ろうとする人、新しい愛を見つけた人、大切な人との愛を一層大事に思い育む人・・・。
それぞれが新しい道に向かって歩き始めた。ほのかちゃん殺害犯を突き止めた南は、マンションを出て行き、これからは自分の人生を生きるのだろう。
そんな中、水城刑事は赤池幸子の居る施設を訪れていた。
幸子は、今まで認知症になり記憶も失っていると思われていたが、それらは全て演技だったのだ。水城刑事はそれを見抜き、取り調べの為に面会をした。
502号室と202号室の名義が幸子になっていた為、調べてみると黒島沙和は幸子の孫だという事が判明し、話を聞きに来たのだ。
赤池幸子の孫は…
幸子は全ての事実を否定ししらばっくれていた。だが、警察の調べにより隠しようのない事実が明らかになっていた。美里が金に困っていた元管理人の床嶋を巻き込み、黒島沙和を刺激し幸子を殺すように仕向けようとした。その為に住民会で「交換殺人ゲーム」を始める段取りを管理人室で話し合っていたのだ。それを、偶然に尾野が聞いてしまい、その証言から明らかになったのだった。
床嶋が「あのババアが渋々連れて来た」と言った黒島沙和を、美里は誤解していた。
そうではなかったのだ。
高笑いしながら、幸子は言った「美里さんはやっぱりバカね。沙和は危ない子でしたけど、私には良く懐いてたんですよ。」と。
とんでもない話だ!その事がもっと早くにわかっていれば、亡くさずにすんだ命もあったはずなのに・・・。
水城刑事は失った同僚の神谷を思い、こみ上げる怒りを抑えきれなくなってしまった。
「やっぱり知っていたんじゃないですか!!何人死んだと思ってるんですか?!あなたなら、止める事も出来たかも知れない!」
そう、幸子に悔しい思いのたけをぶつけた。
だが、幸子の口からは信じられない言葉が吐き出された。
「沙和には大切な将来があります。過去の少々の過ちくらいで台無しにさせる訳にはいきません!!」
え?!思わず耳を疑いました。幸子も、沙和のような異常性のある人物なのだろうか?!殺人が少々の過ちだなんて・・・。
水城刑事は、「皆があなたを恨みますよ。」と苦々しく言い捨て、幸子の元を去った。
翔太と二階堂は、穏やかな日常を取り戻し2人で鍋を食べながら仲良く談笑していた。すると、部屋のチャイムが鳴ったのでインターホンのモニター画面を見ると、誰もいない。部屋から廊下に出てみるが、そこにも誰の姿もなかったので、部屋に戻ろうとすると、一台の車椅子がキイキイと音を立てて、2人の方に向かって来た。
車椅子の上には、紙があり「あなたの番です」と書かれている。
そんな!!事件は・・・ゲームは終わったはずなのに。
その頃、幸子は施設の屋上の端に座らされて、手は黒いガムテープで拘束されていた。まさか・・・。誰かの番になり、殺されるのは幸子なのか?!
一体、この恐怖はいつ終わるの!!
「あなたの番です」最終回を見た感想
やっと終わった。そう思う度に違う恐怖や不安に襲われる、油断の出来ない最終話でした。そして、これは人の「悪意」が起こした恐怖のエンドレスゲームなのでしょうか?そんな不安に囚われたまま迎えた最後のシーンは、今までで一番怖かったです。
このドラマは、あらゆる意味で忘れられない作品になりそうです。
人の持つ悪意・憎しみ、それとは正反対の翔太や二階堂の持つ純粋な愛情。菜奈の誰に対しても向けられる笑顔と優しさ。
それらに感動し、また、震えあがりました。
あなたには、心の底から憎いと思う人がいますか?恨んでいる人はいますか?
もしもいるのなら、次は「あなたの番」かも知れませんね。
「あなたの番です」最終回のまとめ
「すべての伏線は回収されたの?」「犯行動機が無理やり過ぎない?」など賛否両論があった最終回。
でも、ここまで考察で盛り上がっていたドラマは今まで見たことがありません。
さすが、秋元康さんだなと感心しました。
毎週毎週、楽しませていただきありがとうございます。
今度は1から伏線探しのために見直してい見るのも楽しそうですね。