第5話は袴田吉彦さん本人が登場するという、ちょっと笑える回になりました。
袴田さんの自虐ネタにほっこり。
第1章の中間地点なので、ユーモアな部分をはさんできたのかもしれませんね。
第4話のラストが衝撃的だったというのもありますし。
第6話では袴田さんの名前を書いた久住が追い詰められるのと、102号室の小島佳世が発狂する場面が見どころです。
第6話のあらすじと私なりの考察をまとめました。
「あなたの番です 第6話」あらすじ
第6話のあらすじを重要点を中心にまとめました。
菜奈と細川の関係は?
菜奈と密会していたことを翔太は細川に追求した。
翔太は「兄貴が本気で菜奈ちゃんを口説きに行っても、それ以上の愛情を僕は菜奈ちゃんにぶつけるだけです」と宣言。
「仕事で付き合いがあって久しぶりに会ったんだ」という細川。
ふたりは和解したけど、細川はまだ何か秘密があるようだ。
一方、菜奈は久住と部屋で話し合いをしていた。
久住は「細川朝男」が誰だかわからないと言ったが、それは菜奈が書いたものだと話す。
「だから殺さないでください」と忠告したが、久住は「全部あなたが仕組んだ罠じゃないですよね?」と菜奈のことを疑っている。
翔太も帰ってきて、ジムに通っている細川がつぎのターゲットだということを知る。
菜奈は細川と結婚していると正直に話した。
翔太との婚姻届けを出せなかった理由は、細川との籍が入ったままだったからだ。
細川は菜奈が働いていたデザイン会社の社長だった。
翔太はショックを受ける……。
その一方で、絶対に袴田吉彦を殺さないとふたりに誓った久住だったが、ポストには「あなたの番です」と書かれた紙が入っていた。
児島佳世の心の闇とは
102号室の児島佳世の部屋に夫の俊明(坪倉)が帰ってきた。
しかし夫はすぐに出ていこうとする。佳世は「もう一度やり直そう」と引き留める。
「あなたとの子どもが欲しい」と佳世は狂気になった。
逃げるように出ていった夫を追いかける佳世。もう夫の姿はなかった。
廊下にいた石崎家の子どもたちに「ババロア食べない?」と言い寄るが子どもたちは拒否。
石崎夫婦が部屋から出てきて子どもたちは部屋の中へ。「なんで私だけ寂しいのー!!」という佳世の泣き声が廊下に響いていた。
臨時住民会で書いた紙と引いた紙を発表
臨時住民会で書いた紙と引いた紙を発表することになったが、菜奈・翔太・早苗・黒島・久住以外は誰も集まらない。
遅れて北川も参加。
とりあえず、今いる人だけで発表することになった。
- 早苗→ 書いた名前は「初恋の人」、引いた紙は「電車の席を譲らない人」
- 黒島→ 書いた名前は「早川教授」、引いた紙は「織田信長」
- 菜奈→ 書いた名前は「細川朝男」、引いた紙は「こうのたかふみ」
- 北川→ 書いた名前は「児島佳世」、引いた紙は「白紙」
- 久住→ 書いた名前は「袴田吉彦」、引いた紙は「細川朝男」
後日、浮田はある女性の元を訪れていた。
浮田が路上に車を停めていたので、黄色い「駐車違反の紙」が置いてある。
「あ~、駐車場に停めておけばよかった」と後悔する浮田だったが、紙の裏には「あなたの番です」という文字が!
その頃、菜奈と早苗は黒島の部屋に訪れていた。
ホワイトボードにゲーム参加者・書いた紙・引いた紙の名前が書かれている。
届いたゴルフバッグの中には
佳世の夫・俊明は、同じ会社の部下の女性と不倫をしている。
家に置いてあったゴルフバッグを、妻に会いたくないという理由から会社に郵送させていたのだ。
届いた荷物には「児島佳世」が送り主の伝票が貼ってあった。
バッグの中身を警備員さんに自慢しようと、チャックを開けると……
中には赤いマニュキュアをした女性の足がクラブと一緒に入っていた。
第6話のダイジェストはこちらの動画でチェック!!(5分58秒)
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あなたの番です第6話の考察と気になるポイント
片足だけですが、「犬神家の一族か!」とツッコミたくなりました。
もう、そのゴルフバッグは使えませんね。不倫の代償ということでしょうか。
それでは「あなたの番です 第6話」の考察と気になるポイントを見ていきましょう。
北川が引いた紙は本当に白紙だったのか?
臨時住民会で白紙を引いたことを公表した北川。
本当に白紙だったのだったのでしょうか。
北川が名前を最初に引いた紙を見たときは罫線はなかったけど、白紙をみんなに見せたときは罫線があったんですよね。
そして、紙が二つ折りだったのも気になります。
普通なら書いた人は、見られないように三つ折りや四つ折りにすると思うんです。
最初に紙を見たときの折り目は手で隠れていて確認できませんでしたが、大雑把な人の仕業かもしれませんね。
それか北川が白紙の用紙を用意したのかも。それなら二つ折りでも納得できます。
菜奈が細川に対してどうしても許せないこととは
菜奈は夫の細川について「どうしても許せないことがある」と言っていました。
翔太が細川に聞いても、教えてくれません。
(テンパり過ぎて地元の方言が出てしまう)
翔太がカフェでゲームのことを相談したときには、『好奇心と優しさをはき違えるなよ』と言ってるシーンがあります。
これは、昔菜奈にした自分の失敗談からのアドバイスなのかもしれません。
田宮と黒島の関係は良好?
住民会で黒島の顔を見て怪しんでいた田宮さんでしたが、6話では普通に黒島と会話をしていました。
しかもここだけの話しと、久住がおかしな行動をしていたことを黒島に伝えていた。
これは黒島のことを怪しんでいるのではなくて、あのときは考え事をして間が開いてしまったのかもしれまぜん。
黒島は「田宮さんは世直しのため防犯カメラを設置している」と話していたけど、奥さんに話した描写しかなかったよね。
どこかで、こっそり聞いたのかな??本当にそこまで信頼してるのか、黒島が盗聴しているのか。
佐野が502号室で見たものとは
佐野が重いクーラーボックスを部屋の前まで運ぶと、502号室の鍵が開く。
そして何かを見た佐野は、驚いた顔をしていました。
502号室といえば、赤池夫妻が住んでいた部屋です。
おばちゃんは施設に預けられたので、いまは空き部屋のはず。
合鍵を持った誰かが侵入したのか、それとも空き部屋なので鍵が開いてたのか。
もしかしたら、犯人が潜んでいた可能性も。
→7話のネタバレ。
怪しいと思ったら新しい管理人さんでした。驚かせないでよー!!
伝票の文字が可愛すぎる
児島佳世が夫にゴルフバックを送ったときの伝票の宛名を見ると、丸文字の可愛らしい字だった。
佳世は40代。
もちろん40代でも可愛い字を書く人もいるけど、ちょっと不自然。
黒島がホワイトボードに書いていた字と似ている気もするけど……。
男が書いた字ではなさそうなので、若い女性の可能性も。
久住と浮田の脅迫文は筆跡が同じ
久住と浮田は同じ脅されたもの同士、話し合いをする場面がありました。
「俺らを脅しているのはそれぞれ違う人間のはず。なのに筆跡は同じ」
言われると同じように見えるけど微妙に違うような……。
「す」が角ばっているのと、伸びているのと。
全体的に角ばっているのは似てるけど。
というか、思えば1話の管理人さんのときから、何となく筆跡が似ている気がする。
シンイーに「あなたの番です」と書かれた中華包丁を植木鉢に刺したのは藤井のようですが、もしかしたら違う人物の可能性も。
もしくは、最初の筆跡に似せて書いているのかもしれない。かなり特徴的だし。
まとめ
最後は足だけになってしまった児島佳代。
周りには「ちょっ怖い人」という印象を与えていましたが、夫に裏切られて可愛そうだなと思いました。
孤独がきっと彼女を狂気的な人物に変えてしまったんですね。悲しすぎます。
誰が彼女を殺してしまったのでしょうか。
うーん、新しい管理人さん。立派なマンションなんだから防犯カメラくらい設置して!!
第7話も気になります。
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